クレーンで荷物を搬入する方法は?料金の目安・業者の選び方 | 関根エンタープライズグループ
2022.03.08
冷蔵庫などの大きい荷物を2階以上へ搬入する際に、活躍するのが「クレーン」です。
ここでは、クレーンで荷物を搬入する方法や、搬入時の料金の目安についてご紹介します。
また、クレーンでの搬入が難しいケースについてもまとめました。
そして業者の選び方・注意点にもふれているので参考にしてみてください。
目次
クレーンでの搬入が必要となるケースは?
クレーンでの搬入が必要になる荷物は、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電、マットレスなどの大型家具などさまざまです。
建物の場合でいうと、階段の幅が狭い、玄関に入らないなど、1階からの搬入が難しい場合、クレーンを使用して窓から搬入することになります。
またマンションの場合、荷物搬入用のエレベーターが設置されている建物がありますが、そのエレベーターで搬入できなければ、クレーンを用いることがあります。
クレーンで荷物を搬入する2つの方法
クレーンで荷物を搬入する場合は、ユニックかクレーン車を使用することがほとんどです。それぞれのメリット・デメリットについても確認しておきましょう。
ユニック車での搬入
ユニック車とは、荷台となる部分に小型のクレーンを架装した車輛で、吊り上げだけではなく、積載と運搬ができるのが大きな特徴です。1台で運搬作業とクレーン作業ができるため、建設現場や土木現場などさまざまな場所で活躍しています。
ユニック車での搬入における、メリット・デメリットは下記の通りです。
- 狭小地でも搬入が可能
- 料金はクレーン車にくらべると安価
- 住宅地でも通行しやすい
- 高層階への搬入は不向き
- 3トン以上の荷物の吊り上げができない
- 地盤の緩い場所は適さない
クレーン車での搬入
ユニック車での搬入が難しい場合は、クレーン車を使用します。クレーン車は巨大な荷物を吊り上げて、水平に運搬できるのが大きな特徴で、ビルなどの建設現場や解体工事でよく使用されています。
クレーン車での搬入における、メリット・デメリットは下記の通りです。 クレーン車のメリット クレーン車のデメリット
- 高層階や屋上への搬入が可能
- 3トン以上の荷物の吊り上げができる
- 搬入しながら設置ができる
- 作業スペースや道路幅など確認点が多い
- 道路申請やガードマンの手配が必要になる場合も
- 料金はユニック車に比べて高価
クレーンで搬入する際の料金はどれくらい?
クレーンを手配をする料金の目安は、25,000円〜50,000円ほど。依頼する車種(2t・4t・7t・10t)によっても料金は前後します。またガードマンを手配したり、別途申請が必要になったりする場合は、料金が高くなることもあります。
要注意!クレーンでの搬入ができないケース
全ての現場で、クレーンを使用して荷物が搬入できるとは限りません。具体的にどんな状況だと、クレーン車での搬入ができないのか見ていきましょう。
- 周囲に電線などが張り巡らされている
- クレーンが進入出来ない
- アウトリガーが張れない(適切な作業スペースがない)
- 吊り上げ時に荷物のバランスがとれない
- 夜間作業になってしまう
周囲に電線などの障害物が多い場合は、安定して搬入作業ができません。また作業が夜になってしまうと目視がしづらくなるため、日中に作業を行う必要があります。
その他にも、現場での作業スペースがとれないなど、適切なクレーン作業が行えない場合は、クレーンでの搬入は難しくなると考えてよいでしょう。クレーンの搬入に際して、不安な場合は、一度業者に現場を見てもらうと安心です。
クレーンの搬入はどの業者に依頼する?
クレーンの搬入を依頼するには、引っ越し業者や、量販店などの商品を購入した店に相談してみる方法があります。しかし、クレーンでの搬入に対応していない場合や、繁忙期で対応が遅くなる場合があるので注意が必要です。
その他には、大手物流会社に依頼してみるのも方法の一つ。料金を抑えつつ、迅速に対応してもらいやすいでしょう。
なお、ユニック車での搬入については、関根エンタープライズでも「無料」でご相談を承っています。ここから、お気軽にお問い合わせください。
全国で総合物流サービスを提供する関根エンタープライズグループ
関根エンタープライズグループは、各サービスに専門特化した6社の会社で構成され、幹線輸送をはじめ、ユニック輸送・共同配送など、あらゆる輸送形態に対応する総合物流会社です。
埼玉と大阪に物流倉庫を有しているほか、全国各地に拠点を保有。
お客様満足度日本一を目指し、お客様のニーズにお応えできるサービスを提供しています。
配送だけでなく倉庫での保管や各現場での実作業など、お困りごとがありましたら、まずはお気軽にご連絡ください。