ユニック車に乗って操作をするには、免許や資格の取得が必要になります。
乗車する車両やどんな作業を行うかによって必要な資格も変わってくるので、どんな種類があるのか事前にきちんと把握しておきましょう。

また免許や資格を持つことでユニック車が運転できるようになることはもちろん、キャリアアップなどのさまざまなメリットも。
今回は、ユニック車の運転に必要な免許や資格について、詳しく解説していきたいと思います。

ユニック車の運転に必要な免許や資格

ユニック車を運転するには運転免許が、またクレーンを操縦するには労働安全衛生法に基づく資格を持つことが義務付けられています。

車両総重量や最大積載量などによって必要となる免許が変わるので、免許や資格を取得する際は自分が携わる仕事やユニック車だとどだが必要になるのか事前にきちんと確認をしておきましょう。

また関根エンタープライズでは、新しい仕事に移るために免許取得支援制度を設けています。
社員には、免許取得の費用をサポート（対象:大型、フォークリフト、玉掛け、移動式クレーンなど）。

免許や資格の取得には時間や費用もかかります。
自分が働く会社や働きたいと思う会社に、免許や資格の取得をサポートする制度があるかどうかを確認しておくのも大切かもしれません。

ユニック車で公道を走行するための運転免許

作業をする前に、ユニック車で公道を走る際は以下の運転免許が必要となります。

• 普通自動車免許:車両総重量5トン未満、最大積載量3トン未満の場合
• 中型自動車免許:車両総重量5トン以上11トン未満、最大積載量6.5トン未満の場合
• 大型自動車免許:車両総重量が11トン以上、最大積載量6.5t以上の場合

ユニック車のクレーン操作に必要な資格

現場でクレーンを操縦するには、吊り上げる荷物の重さによって必要な免許や講習が変わります。

• 小型移動式クレーン運転技能講習:吊り上げ重荷0.5t〜1t未満の場合
• 小型移動式クレーン技能講習:吊り上げ重荷1t以上5t未満の場合
• 移動式クレーン運転士免許:吊り上げ重荷5t以上

ユニック車の玉掛けに必要な資格

上記のほかに、クレーンでフックを掛けたり外したりする玉掛けに関する資格もあります。
こちらも一緒に資格を所持しておくと、活躍の場面が広がることでしょう。

• 玉掛け業務の特別教育:吊り上げ重荷1t未満
• 玉掛け技能講習:吊り上げ重荷1t以上

ユニック車の免許や資格をもつメリットって？

資格や免許を持つということは、その分野のスキルや知識を持っているという証明になります。
仕事の専門性を深めたり、仕事の幅を広げることはキャリアアップにも繋がるはず。

実務経験が重要なユニック車の運転ですが、資格や免許を取得することでどういったメリットがあるかをご紹介します。
免許や資格を取得かするか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

仕事の幅が広がる

重い荷物の運搬もできるうえ、クレーンによる積み下ろしができるのがユニック車最大のメリット。
ユニック車が運転できることで、建設現場や土木工事現場、造園工事などさまざまな現場で重宝されるため、仕事の幅が広がります。

キャリアアップに繋がる

免許や資格を取得することで仕事の幅が広がることはもちろん、仕事の内容もどんどんレベルの高いものに。
今よりも昇格したり、難しい仕事に挑戦したりとさらに上を目指すチャンスが増えるでしょう。

仕事の幅が広がるだけでなく、業務の効率も上がるため、収入のアップに繋がる人も。
資格を持っていると就職や転職の場面でもその努力やスキルがアピールできて、有利です。

経験値が向上する

免許や資格を取得すれば、確かな技術や知識を身に付けることができます。
職場でも信頼度があがり、これまでの単純作業や簡単な作業とは違った仕事を任せられる場面も。
経験値を重ねていくことで一人前の運転手として、自信やモチベーションもアップします。

取引先が増える

確かな知識と運転技術は、取引先の評判や信頼にも繋がります。
ユニック車を扱えることでさまざまな現場での仕事が可能となり、取引先も増えていくでしょう。

全国で総合物流サービスを提供する関根エンタープライズグループ

関根エンタープライズグループは、各サービスに専門特化した6社の会社で構成され、幹線輸送をはじめ、ユニック輸送・共同配送など、あらゆる輸送形態に対応する総合物流会社です。

埼玉と大阪に物流倉庫を有しているほか、全国各地に拠点を保有。
お客様満足度日本一を目指し、お客様のニーズにお応えできるサービスを提供しています。

配送だけでなく倉庫での保管や各現場での実作業など、お困りごとがありましたら、まずはお気軽にご連絡ください。