長距離トラックの車内の特徴は?快適に過ごせるアイテム8選をご紹介 | 関根エンタープライズグループ
2022.05.23
物資を遠隔地まで運ぶ長距離トラック。その車内は、仮眠をとるスペースがあるとは想像がつくものの、どのような特徴があるのでしょうか。
この記事では、長距離トラックの車内の特徴に加え、ドライバーが快適に過ごせるアイテムをいくつかご紹介します。
長時間を過ごす車内が快適な空間になれば、体調を整えやすくなり、安全な走行につながるでしょう。
また、長距離運転における注意点についても、合わせて確認しておきましょう。
目次
長距離トラックの車内の特徴は?
目的地まで片道300kmといった長距離を走るトラックの社内の特徴は、どのようなものがあるのでしょうか。
運転席
長距離を走ることが多い大型トラックの運転席は、各メーター類が設置されているインストルメントパネルが運転席をぐるりと囲むように設置されています。スピード計や、燃料計など安全に運転する上で欠かせない情報がパッと見でわかるように視認性が優れており、操作しやすいように工夫されています。
そして長時間運転しやすいように、座席シートはエアサスペンション仕様になっていて、走行中の衝撃をバネでやわらげ、デコボコした道でも振動を受けづらくなります。
その他には、運転席から道路状況や歩行者などがよく見渡せるように、座席が高い位置に作られています。
睡眠スペース
長距離を走るドライバーにとって休息はかかせません。基本的に睡眠スペースとして、運転席の後ろに、体を横にできるスペースが設けられています。ショートキャブといったコンパクトサイズのトラックの場合、トラックの天井部分に睡眠スペースが設置されていることもあります。
そしてドライバーは運転席で休息をとることもあるため、運転席のシートがしっかり後ろに倒せるように、余裕のある設計がされています。
これは必需品!長距離ドライバーに欠かせないアイテム8選
ここでは、ドライバーが安全かつ快適に過ごせるアイテムをピックアップしてご紹介します。
快適に過ごせるアイテムの考え方は、自宅で過ごす際にリラックスできるものと考えればよいでしょう。
1.インバーター
インバーターとは、コンセントから流れる電流を任意の電圧に変換する装置のこと。インバーターを使用することによって、電気ケトルやパソコンなどのさまざまな電化製品の使用が可能になります。
インバーター選びでは、家庭電源に変換できるものであるかについてよく確認しましょう。
2.ハンズフリーのイヤホンマイク
トラックの運転中に、会社や得意先から電話がかかってくることがありますが、そんな時にはスマホを操作せずに通話できる「ハンズフリーのイヤホンマイク」があると便利です。
ハンズフリーのイヤホンマイクを使用する時には、運転に影響がでないよう気をつける必要がありますが、電話応対が多いドライバーの場合は、かけ直すことがなく、その都度対応できるというメリットがあります。
3.ハンドルスピナー
トラックのハンドルが大きかったり、重かったりすると、ハンドルを握る手が疲れてしまう場合もあるでしょう。その傾向は、長距離の走行をするドライバーの場合では、より高くなるかもしれません。
そんな時に役に立つのは、ハンドルに取り付けて使用する補助装置の「ハンドルスピナー」です。
ハンドルスピナーはドアノブのような形状をしているのが特徴で、そのドアノブの箇所を握って操作すれば、ハンドル操作がグンと楽になります。
4.電気ケトル
一度出発すると、数日間帰宅しないことも多い長距離ドライバーの場合、車内で食事や休憩をとる機会が多くなります。
そのような中、ホッと一息つける飲み物が手軽に飲めると、リラックスできるでしょう。また電気ケトルがあれば、インスタント食品の調理も簡単にできます。
電気ケトルには場所を取りにくいスリムなタイプや、短時間で沸騰するタイプなどさまざまなものがあるので、好みに合わせて選びましょう。
5.冷蔵庫
体調を維持する上で、水分補給が欠かせません。
夏場や荷下ろし後などに、冷たい飲み物でサッと水分補給できるとよいでしょう。車内に冷蔵庫があれば、飲料だけではなく、食品の保存も便利になります。
6.電気毛布・扇風機
車中泊をすることも多い長距離ドライバーですが、就寝時に暑さ・寒さがしのげるアイテムがあるとよいでしょう。
就寝時にエアコンやクーラーをつけたままだと、アイドリングになってしまうため、電気毛布や扇風機を用意しておくことをおすすめします。
7.遮光カーテン
車内の光を外にもれにくくする遮光カーテン。長距離ドライバーは車内で着替えなどをすることもあるため、プライベート空間が徹底できるとよいでしょう。
そして遮光カーテンがあれば、外の光を遮断できるため、車内を真っ暗にしてゆっくり睡眠を取りたい時にも役立ちます。
8.お風呂セット
ガソリンスタンドやサービスエリアにはシャワー室を備えているところもあるため、お風呂セットを用意しておきましょう。加えて、着替えの服も数セット用意しておきます。
体をすっきりと清潔に保つことができれば、業務にも集中できるでしょう。
長距離運転をする上で気をつけること
長距離ドライバーが気をつけたい、運転時の注意点について確認しましょう。
運転時間は連続しても、4時間までと限度と定められています。
運転開始後4時間以内または、4時間経過直後に運転を中断して30分以上の休憩を確保しなければなりません。休憩を適切にとりながら、安全運転に努めることが大切です。
参考:自動車運転者の労働時間等 の改善のための基準(※外部サイトの PDF ファイルが開きます。)
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